Webプロデューサーになって犯した10の間違い
Webとはまったく関係のない業界にしばらくつとめていましたが、ひょんなことからWeb業界に転職し、Webプロデューサーの仕事をはじめました。
過去にWebプロデューサーとして新規のサービスに携わったものの、サービスがあっという間に閉鎖になりWeb業界の洗礼を受けるにいたりました。
この失敗から学んだことをつらつらと書き記していこうと思います。
1.サービスを完成させることを目的化してしまった
はい、これは、手段を目的化してしまった悪い例です。サービスをローンチしたら絶対に注目を浴び、成功するものだと思い込み、途中からいいサービスを出すことよりも期限にサイトを出すことに注力しすぎてしまいました。収益をあげるサービスつくるんじゃなかったけ?ユーザーに喜んでもらうサービス作ってもらうんじゃなかったけ?というところを全く途中から飛んでしまいました....
2.競合のマネを全然できていなかった
オリジナリティの追求!競合とは違う物を作る!と息巻いてみたものはいいものの、もともとつかっていないサービスについては触れる程度で使い倒していなかった。マーケットにある諸先輩方のアイデアをもっとマネすればいいものはできたはず。直感的に業務の2割は競合調査、使用にあててもいいと思います。携帯のアプリにももちろんいれるべきです。
3.きちんとしたヒアリングができていなかった
ヒアリングはいいことばかりを都合よく解釈して、ヒアリングの設計や、悩みを吸い上げ切れていませんでした。ユーザーに来ていただいてせっかく時間をとっていただいたのだから、もっと有益なこと=耳の痛いことを拾い上げるべきでした。
4.エンジニアには、きちんとした態度でコミュニケーションがとれていなかった
一生懸命エンジニアがやってくれると、ちょっとエンジニアが大変そうだとこちらが譲歩してしまって結局ユーザーのためにならないことがありました。やっぱり、ユーザーのためになる、いわゆるユーザーファースト思考で考えるべきです。
5.周りの人の声に耳を傾けれていなかった
社内にアイデアやバグ探し等協力してくれる人はたくさんいたにもかかわらず、指摘を拾いに行こうとしていなかったし、指摘されても真に受けようとしていなかった。一番みじかな人の声は聞こうよ。
6.やっぱりSNSをもっと活用すべきだった
なんだかんだ、Facebook,twitterは拡散するのに役に立つ。だからもっともっと使うべきだったよ。地道だけどこれが効くんだよね。大学生のマーケティングアイデアはSNSとうんざりするほど聞くけど、しっかり運用すれば効果でますよ。
.デザイナーがいない場合はデザイン領域までワイヤーレベルで関与できていなかった
7.細部に目をつぶりすぎていた
完成を優先させ細かいところを考えていなかった。実は細かいところが後々に影響してくるので絶対細かいところまで最初に考えておくべき。神は細部にやどるって、これはまじやで。
8.ワイヤー手抜きしてた
某社の有名サービスでもワイヤーしっかり書いてプロジェクト進めるらしい。ワイヤーあるのとないのとではコミュニケーションのスピードがまるで違う。そしてワイヤーはすべてのページで書いた方がいいで。
9.やっぱ初速度が無視してたらダメだった
はじめに初速どれだけつくかでそのサービスの未来は見えている。後から挽回なんてことはありえない。マラソンで最初の10kmで遅れる人はメダル取れないのと一緒。最初から勝ちに行くマインドでいかないと。言い訳はあかん。
10.熱量足りていなかった
本気でこれつくりたいの?本気でこれいけるの?と問われたら少しクエスチョンマークつけてたかも。作っている自分に酔いしれていたのではなかろうか...これ指摘される地点でダメだよね
以上反省メモなので、詳細のサービス内容の反省はこれからしていくとする。